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●パブロ・ピカソのオリジナルポスター
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近代的なグラフィック・デザインの歴史は19世紀後期に始まる。印刷技術が主に石版(リトグラフィ)であった当初は、画家自身が制作したポスターは、アートポスターと呼ばれ、優れた作品が数多く生まれた。
20世紀に入り写真製版技術が発達すると共にポスターは大量に制作されるようになる。その反面、画家の手によるアートポスターは減少の一途をたどる。そのような中、アートポスター復活の気運が生まれ、新たな息吹を吹き込もうと試みたのがピカソだった。
第二次大戦後、1945年秋、ムルロー工房と幸せな出会いをしたピカソが、リトグラフィに魅了され、自身の展覧会のためのポスターを制作しはじめたのが1948年からのこと。
以降、彼が制作したアートポスターは50種以上にものぼる。その特長は、少数の例外を除き、絵はもちろんのこと文字までが自筆され、独自の強烈な芸術的メッセージを放っていることだ。
とくにオリジナルポスターと区分されるのが、ピカソ自身が制作したもののみに限定される。ただし、オリジナルポスターの全てに自筆の署名があるわけではない。したがって、自筆の署名のあるオリジナルポスターで、少数限定版であれば、マーケット的には当然ながら高価だ。
スパニッシュアメリカーノ
czw10 ヴァロリス1956
czw15 セ レ
czw33 ピカソ陶芸展1948T
czw1 ヴァロリス1958
czw28 ピカソ陶芸展1948U
czw2 ヴァロリス1960フクロウ
czw38 マドゥーラ1961
czw42 トロス1961
czw47 アレックスマギー
czw50
グラフィックワークの60年展
1966
czw55
●パブロ・ピカソのアートポスター
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ピカソの展覧会は、毎年世界のいくつかの都市で開催されていた。全ての展覧会のために彼自身がポスターを制作することは不可能なこと。そこで 絵の素描のみ行い、あとはデザイナーに委ねたもの、あるいは、版面に直接自画していないものなども制作された。これらは当然オリジナルポスターとは呼べないが、ピカソの意向を反映し、監修と承認を経たポスターとして、その価値は高い。
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ピカソ陶芸展1948T czw1 |